おすすめマレーシア観光　KLから日帰りツアー世界遺産マラッカ

こんにちはHanamaruです！
今回は世界遺産マラッカの旅をご紹介します。
マラッカはクアラルンプールからもバスで2時間ほどで行ける世界遺産ということで、マレーシアで大人気の観光スポットになっています。なんとクアラルンプールから400円で行けます！観光、グルメにショッピング、そしてリバークルーズ。多彩な楽しみ方が凝縮されたマレーシア随一のオススメ観光スポットがマラッカなのです。

世界遺産マラッカ

マラッカは2008年にペナン島のジョージタウンと共にユネスコ世界遺産に登録されました。

14世紀にマラッカ王国が建国されたのが歴史の始まりで、その後ポルトガルに滅ぼされ、オランダ、イギリスの植民地になり、そして日本の統治を受けるという諸外国に翻弄された歴史を持つ場所です。

そんな歴史の影響で、マラッカは西洋と東洋、キリスト教とイスラム教が融合した、マレーシアの中でもかなり異色の文化、街並みを持つマレーシア屈指の観光スポットになっています。
あと、マラッカは海賊でも有名でしたね。時の国王は海賊の協力を得て、マラッカ王国を建国したほど強大な力を持っていたようです。

観光スポット巡りはトライショーで

マラッカでは派手に装飾された人力車がいたるところに走っています。これは「トライショー（Trishaw）」といってマラッカ名物になっています。いろんなデザインのトライショーがあり見る人を楽しませてくれます。
マラッカの観光スポットをタクシー代わりに巡ってくれますので、暑い中での観光スポット巡りに最適です。
二人で乗車でき、料金は１時間でRM40～RM50(約1000円～1300円)くらいです。基本は運転手さんのおすすめコースですが、交渉すれば行きたい場所を指定することもできます。

オランダ広場

マラッカのランドマークといえばオランダ広場です。マラッカと言えばオランダ広場の景色を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか？ひときわ目を引くレンガ色のキリスト教会は、1953年にオランダがマラッカ占領100年を記念して建てたそうです。今も現役の教会として利用されていますが、礼拝の時間以外は中を見学できます。

教会の隣の建物は旧オランダ総督邸です。1650年に建てられ、18世紀半ばまでオランダの行政機関が占領地の統治のために利用していました。
複雑な歴史はともかく、フォトジェニックな観光スポットであるマラッカの中でも特に目を引くオランダ広場。まずはここを目指しましょう。

サンチャゴ砦

マラッカを征服したポルトガルが、外敵の侵入を防ぐためにマラッカ海峡を望むこの丘に要塞を築いたそうです。その後に占領したイギリスによって砦は壊され、現存するのは、このサンチャゴ砦だけとなりました。

小さな観光スポットですが、マラッカの歴史を物語る訪れるべき場所だと思います。

おばあさんが猫と仲良くやってます(笑)
欧州列強が支配し数々の戦乱にみまわれたマラッカですが、今となっては何事も無かったかのような平和な場所となりましたとさ。

セント・ポール教会

サンチャゴ砦から丘を上るとセントポール教会跡があります。サンチャゴ砦からすぐなので立ち寄ってみましょう。

教会といっても現在は外壁だけが残っている状態です。これもポルトガルが建てたそうですが、その後に占領したオランダやイギリスはこの教会を補修することなく今に至っています。
教会の跡というだけに、観光スポットとしては寂しいかんじですが、丘の上だけに見晴らしはとてもいいので時間があれば立ち寄ってください。

マラッカスルタンパレス

スルタンパレスはマラッカの歴史を学ぶことができる博物館です。特徴的な建物は伝統的な高床式マレー式建築で、釘（クギ）を一本も使わず、組木で建てられていいます。


最初はここが何かわからずに建物のすごさに惹かれて近づきましたが、なんと結構有名な博物館でした。この建物はマラッカ王国時代の宮殿の再現だそうです。

交易で栄えたマラッカ王国の歴史や風習、民族衣装や当時の裁判の様子などが、等身大のマネキンと豪華なセットで再現されています。これは王様の寝室でしょうか？



偶然たちよったマラッカスルタンパレスでしたが、正直なところ一番印象に残った場所となりました。筆者が歴史好きというのもありますが、立ち寄って損はないおすすめ観光スポットです！

ジョンカーストリート

オランダ広場から橋を渡れば「ジョンカーストリート」があります。


お土産屋さんや雑貨、骨とう品を売るお店、おしゃれなカフェに屋台までいろんなお店が集まる、マラッカの名物ストリートです。ちなみにココナッツジュースがおすすめですよ！

昼食を取りにお昼に来るのもいいですが、ジョンカーストリートはナイトマーケットがおすすめです！
毎週金・土・日の午後6時から深夜0時まで歩行者天国になってとても賑わいます。掘り出し物がたくさんあるので見ていて飽きないです。

買い物も楽しいですが、夕暮れからだんだん景色もよくなってきてインスタ映えしそうな空間になってきます。

奥の建物が何だかきれいです。実は撮ってから気づいたんですけどね。

チェンフンテン寺院

ジョンカーストリートから少し北に行くとチャイナタウンにある「チェンフンテン寺院（Cheng Hoon Teng Temple）」があります。17世紀半ばに立てられた寺院だそうで雰囲気のあるお寺です。



聞くところによると、仏教だけでなく儒教や道教などの寺院がくっついた様式だそうです。変わった造りですが、きらびやかな装飾が美しいお寺です。少しそれた場所だからか、それほど観光客も多くないのでゆっくり見て回れますよ。

マラッカ リバークルーズ

マラッカの観光スポットをいろいろご紹介しましたが、一番のおすすめはリバークルーズです。
クルーズ船にのってマラッカの街並みを30分くらいかけてゆっくりと遊覧することができます。マラッカ川からみる街並みはいろんな表情を見せてくれて本当に楽しいです。

いよいよ出発です。それほど大きな船ではありませんでしたが、揺れることもなく安心です。

史跡も川から見るとまた違った味わいがありますね。

ウォールアートで彩られたところや橋をくぐったり、ワニみたいな生き物がいたりと、大人から子供まで大満足できるリバークルーズです。有名なパサールブリッジはポルトガル時代から残る橋だそうです。

ナイトクルーズは更にいい感じでした。ライトアップされたマラッカは本当に美しく、旅の締めくくりにピッタリです。

マラッカへの行き方

マラッカはクアラルンプールからタクシーやバスで約2時間で行けるとてもアクセスしやすい観光スポットです。
タクシーでも行けますが、料金が片道でRM250～RM300（約7,000円～8,000円）と割高な感じがします。コストを考えると長距離バスで行くのが最適だと思います。バスだとクアラルンプールから約RM15（約400円）でいけるので大変お手軽です。時間も2時間ちょっとで到着します。キレイなバスなので安心して利用してください。
ちなみに電車は最寄り駅が遠くとても不便なので除外します。

長距離バスの場合

マラッカ行きのバスは、クアラルンプール南部にあるTBS-BTS（TBSバスターミナル）から発着しています。
バスの運行会社は10社くらいあって、各社30分や1時間おきに運行しているのでいつ行っても大丈夫です。日本人によく利用されているのは、「KKKLエクスプレス」「トランスナショナル」でしょうか。まぁどれに乗ってもOKです。
ちなみにTBS-BTS（TBSバスターミナル）の最寄り駅はバンダータシックスラタン（BANDER TASIK SELATAN）駅です。KLセントラル駅からコミューターでアクセスできます。6番プラットホームから「セレンバン（Seremban）・タンピン（Tampin)方面行き」に乗り、4駅でバンダータシックスラタン駅に到着です。

レンタカーは事前予約でカンタン

レンタカーでドライブ旅行を楽しみたい人は、事前に国際運転免許証を取得しましょう。各都道府県の公安委員会（免許センター）で簡単に発給してもらえます。マレーシアの交通法規は日本とほとんど変わりません。高速道路も日本と同じで料金窓口がありますのでそこで支払えばOKです。車があると旅の自由度が違います！
エクスペディアやエアトリなどの旅行サイトで予約できます。

旅の準備

地球の歩き方
トラベラーの必携アイテム「地球の歩き方」。マレーシア旅行に必ず持って行きましょう。観光スポットの紹介はもちろん、ホテルやグルメ情報にお土産までこれ一冊でOK。タクシーや電車の乗り方や地図もあるので旅のお供にあると安心です。

モバイルWi-Fi
「地球歩き」と並んで必要なのが、モバイルWi-Fiです。場所の検索や翻訳にLINE電話など、安全で快適な旅には欠かせないアイテムです。事前予約しておけば、出国前にWi-Fiルーターを空港で受け取り、帰国後に空港で返却をするだけです。数社比較してみましたが、総額が一番安かったのはグローバルWi-Fiでした。事前予約で割引があります。操作方法の説明書もわかりやすくておすすめです。

この4サイトを比較すれば最安料金で予約できます。